今日は心の師匠の命日だというのにうっかりカーラ・ボノフなんかを聴いてしまった(1st、たまらなくよい。特にB面)
では、何から聴くか。やはりトランスフォーマーか。CDもあるがLPにしよう。
A面。 M-1、もこもこしてるが狂暴な演奏がたまらない。ミックロンソンのギターの喧しさすらよいルー流R&R。
M-2、VU時代の曲がスローに野太く生まれ変わる。変な転調に負けない腰の座り具合。
M-3、フレディが歌えばオペラになりかねない美メロ曲。ルーが唄うと…やはり渋い。
M-4、軽薄スレスレ軽快ナンバー。間口が広い。ベース、間違えても全然スルー。
M-5、問答無用の代表曲。人生観すら漂うドゥーワップ。
B面。
M-1、耽美で優しい日陰者讃歌。「押入れから抜け出そう」チューバ(ユーホ?)がきいてる〜。
M-2、名曲のひとつ。演奏が違えばAORになりかねない。粋。
M-3、実はSoulやモータウンが大好きなルー。地味ながらキラリと好アレンジ & コーラス。
M-4、誰もが大好き NYTC(略してみた)ルー流みんなの唄をボウィーとデュエット。たまらん。
M-5、ロウでハッピーなR&R。これ、カートコバーンに演って欲しかったなぁ。
M-6、キャバレーの終演、客のハケた Bar、クロージングタイム、アフターアワーズ…物憂げな歌声、微笑む管楽器の音色、見事なエンディングです。
まぁこんな文に同調してくださる方はいないとは思いますが、今夜は師の命日なので。
次、ベルリンを聴くと船酔いでもしそうなのでやめときます。
師、ルーリードはヘヴンになぞ愛想をつかして今また新たに wild side をお歩きの事でしょう。
11月1日、正垣は十三clubウォーターで演奏します。