David Bowie氏が亡くなられた。これはショックである。 中学二年生だった僕はたてづづけにヒットソングを飛ばす彼におののきながら羨望の眼差しを送っていた。 映像と音楽。時代を味方につけていた。いや、その頃(1983年)から10年以上遡ってもBowieは時代の先を行き、時代がBowieに付いていってた。
後追いで1984(1973年あたりに創った曲)をラジオ聴き、17歳の時にあの、ジギースターダストを聴いた。
以来、Bowieは僕の中のスーパースターの一人となった。
なにせ、粋である。クールでドライでグレイシーで計算高い。これぞアーティスト。 彼やルー・リードやシド・バレットの方が後のパンクロッカーよりはるかにパンキッシュだと思うのは僕たけだろうか…。
音楽は形やはったりではない。
Bowieのごく初期のアルバム、space oddityの中の Cygnet committee という曲で彼は「生きたいんだ!」と何度も叫ぶ。
あなたは生きた。唯一無二だ。どうか、安らかに。