「8月」 という言葉は悲劇名詞だと思う
終戦の月だからか、ご先祖様を送り迎えるからか、長すぎた夏休みが終わる(と共に夏も終演に近づく)からか 諦観というか軽やかな悲壮感がある だいたい、灼熱から解放される(少しは?そして徐々に)のだからもっと喜んでもいいもんだけどね
見知らぬ方のツイートで「人は夏が好きなのではなく夏らしい事が好きなんです」とあった …さもありなん 夏の記憶は鮮明です 友人のツイートで「王がストするから8月は将棋ができないね」とあった くだらないけど笑いました
今日もとことん暑い BGMはベベウ・ジルベルト 夏にしか聴かないアルバムかも知れない
今月は大阪でのソロLIVEは一本 17日の水曜日、西成ヤンチャーズに二回目の出演 19時スタート ¥500(+1d) W) たぎり屋 酔いどれGYPSY ささきたかし 愉快なメンツがそろいました 地下鉄四つ橋線「花園町」駅からほど近く商店街のちょい外れにあります ヤンチャーズは居心地も良くフードも美味しいですよ ショーガキは3番目の出演です
先日のフラジャイルでのLIVEの前日に広島市のclubクアトロでグレイプ・ヴァインを観た これぞプロの演奏といえる素晴らしい二時間半のステージ 久方ぶりに拝見したがタフさが増し曲のバリエーションも広がっていた 西川君のギターは冴えまくり(引き算も足し算もできる)タナカ君の歌声はさらに伸びやかになりカメちゃんのアウトタイムなドラミングが野太いグルーヴを構成していた ベーシストがまたスゴい 構えるし攻めるしテクる
いやはや感服しましたね 一緒に行った友人はライヴの常連でオフステージにメンバーと会わせてくれた 西川君はともかく他の二人はショーガキなんぞ覚えてないやろなーと思い「あ、どーも、良かったです」なんて挨拶すると「あ!正垣さん」との反応 感心しましたね 俺やったら忘れてるよ(誰をだ!どのシチュエーションだ!) 気さくな人柄は昔のままでした ステージでのMCも関西弁でちょっとビックリ
25年間もプロの第一線で活躍しているのは知り合いでは彼らしかいない その理由が確かに解った夜でした 旧い友人は応援してるぜ これからも
ベス・オートンの「Day Breaker」これまた夏 REMの「リヴィール」やアンクル・テュペロ「アノダイン」なんかも夏 Wilcoの「サマーティース」80年代ならエコバニの「Ocean Rain」(お前以外誰が聴く) 尽きませんねー 休日は好きです夏 洗濯物はもう乾いた 海や山に行かなくても夏 皆様感染と暑気あたりにはお気をつけて ではではまた