夏旅 2

東北は山形への一泊二日の旅、二日目も盛りだくさんでした 

朝起きてからホテルでゴロゴロ過ごすのが好きだ よって、11時にチェックアウトというのはたいへんありがたい 小鉢たくさんの朝食(二合は吞める いや、吞んでないよ!)の後は町へ 

霞城を横目に美術館へ ピカソやシャガール、モネやユトリロ マチスもあったかな かなりツボをついてます キスリングかスーチンもあった様な… やるやん!山形美術館 大きな三角屋根も素敵 彫刻も良かったなぁ  

JR山形駅から天童へ 天童は温泉どころ 将棋の町でもあるが、何と言っても「出羽桜酒造」のある町なのだ 30数年前にかの出羽桜を口にしてから我輩の日本酒LOVE人生が始まったと言うてもよい 

感謝しながら灼熱の天童タウンを歩く 15分程で天童温泉 日帰り入浴できるのだ 宿泊客でもないのに丁寧に接してくれるし大浴場は広々 しかも客は私だけ こんな経験はありません 多分これからも   つるりと良いお湯でした 美肌湯、らしい 

入浴後は「即ビール」といきたかったが旅館のビールサーバーは夕方から では蕎麦屋にでも…と目当てのお店に行くも長蛇の列 周辺、他に店は無し 

あきらめて駅に戻る なーんかあるやろ いや、コレが甘かった ここは尼崎ではない 探し出すお店、ことごとく通し営業ではない(15時に食おうとするな馬鹿者)あるいは休業日 もー、ここでえーか と駅隣接ビルの二階、喫茶店に入る ビール飲めたらいいんだよ 

そこで何の期待もせずに頼んだ冷やしラーメン(山形名物 冷やし中華ではなく冷たいスープひたひたのラーメン)の、旨さにビックリする関西の中年 80年代風のキッチャテンでっせ おったまげたわ  改めて山形の美食を隅々まで堪能となりました 

空港にほど近い「さくらんぼ東根」駅へ 旅も終盤だが地元の人々が利用するローカル線に乗っている時が一番「旅」を感じる 終点まで行きたくなる 飛び込みで宿に入りたくなる 

航空券がオジャンになるのでやめておく 今日はこの辺にしといたるわ 飛行機バス電車と乗り継ぎホームタウンへ 一日目の深夜にコンビニで買ったなんて事ないジモティ・ワンカップを空け眠る 労働に追われ街を這いずり回ってる人には旅が必要なのですね その為にも完璧にあの疫病には終焉してもらいたいね 夜明けは近い 

明日は送り盆 そして77年前に戦争が終わった日 感慨深い お仏壇には花と黒ラベル ではでは皆様、今回もつらつらとすんません 残暑お見舞い申し上げます どうかお元気で!

 

Alice じゃないのがオツい天童駅の喫茶店 忘れ得ないお店のひとつ