答える時に「チンポーン♪」と言わなければいけないクイズ番組を居酒屋で決行した麻紀
俺の顔見て「こんなしわしわのお爺ちゃん嫌や」なんて言うた麻紀
「今ショーガキさん押したらコロコロ転げて川に落ちそうぎゃはは」なんて言うた麻紀
何をニヤニヤ見てると思ったら「いやーショーガキさんがいつ胸の二個目のボタンを外すんやろー思って」人の癖すら酒の肴に変える麻紀
僕の好きな有名ミュージシャンの唄を奏でてると「なんだ、そのダサい唄は!」と呆れ怒った麻紀
お客様事情でトップ出演の俺と順番を変わってくれ「ありがとな」と言うと「へ、なにが?」な反応だった麻紀
阪急電車をワイン色と言うた麻紀
僕とはぶっちゃけ密な仲ではなかった しかし逢った時の印象と行動、言動がキョーレツ過ぎるのだ覚えてるよ、麻紀ちゃん その記憶はこの文章で収まる範囲ではない
ようやく祈れる気持ちになってきたかも いや、まだ何処かに居るはずだ
あんたが書いた曲と奏でた演奏、うたごえはいたるところに回し蹴りをキメている